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2021.10.16 10年目の有料メンテナンスは必要??

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車を買ったら、2年に一度車検を受ける義務があります。それは「何かあってから修理する」では遅いから。

命、健康を守る住宅でも、それは同じこと。

定期的な有料メンテナンスの必要性とその備えについてお伝えします。

「異常があってから修理」では危険!

車を持っていると、2年に一度有償で車検を受ける義務があります。
そのタイミングで「10万Km走っているので、そろそろタイミングベルトを交換しましょう」などと提案を受けます。
ベルトが切れていなくても交換するのはなぜかと言えば、もちろん、切れた後では遅いからです。
人命に関わる事故が起きる前に、交換というメンテナンスを行っているということなのですね。

それではみなさんが住むお家はどうでしょうか。
家も車と同じで、建てっぱなしではとても危険です。
特に過酷な自然環境にさらされている屋根、外壁、基礎部分や、日常的に使う各種配管など、普段の暮らしでは特に意識しない部分で大きく劣化が進んでいきます。
そのため、一般的なハウスメーカーは必ず5年、10年、というタイミングで定期点検を行い、車検同様にメンテナンスの提案をしています。

特に注意したい「シロアリ対策」

新築後10年目のメンテナンスで、ほぼ必ず提案されるのが「シロアリ対策メンテナンス」です。
それは日本の木造住宅にとって最も恐ろしいのがシロアリの被害だから。
シロアリが柱を食い荒らすと、家の安全が失われてしまいます。
そして一度受けた被害は後から元通りにすることはできません。
そのため通常は新築時にシロアリ防除剤を施工しますが、薬剤ですので寿命があり、その期限、目安がおよそ建築後10年なのです。
お金がない、保証延長はいらない(一般的なハウスメーカーの延長保証は定期的なメンテナンスが条件です)、だからしない、というようなことではなく、家の寿命を守り住む人の安全を守るために、オーナーが行うべき大変重要なメンテナンスです。

まとめ~購入後のメンテナンス費用も視野に入れた住宅購入を!~

これまで日本の住宅の寿命は約20年~30年程度と言われ、世界的に見てもとても短いものでした。
しかし、2000年代に入り「家は丈夫に上質に、メンテナンスしやすく作り長く住むもの」という考えが定着し、長期優良住宅制度などが導入されました。
その結果、定期的な検査と適切なメンテナンスを行いながら30年はもちろん、60年、そして100年と長く住むことで、新築を繰り返すより家にかかるコストが低くなっています。
こまめに手入れをして、良い家に長く住む方がスクラップ&ビルドよりも結局お得なのです。

メンテナンス費用は外壁の補修などを考えると数百万円単位になることもあります(詳しくは各ハウスメーカーにお尋ねください)。
そのため、マンションの修繕費用の積み立てなどと同様に、月々例えば1万円など額を決めて貯めていくことをお勧めします。

必ずアフターメンテナンスをしなければならないなら、それをしっかり説明してくれ、メンテナンスコストも低く抑えられるハウスメーカーを選ぶのがお得です。
クレバリーホームの家は外壁タイル、機能性の高さからメンテンナンス費用がとても少なく済む家です。
例えば外壁のメンテナンス費用は、サイディングとタイルを比較すると10年目で約85万円ものコスト差があると試算されています。
ぜひ、「いい家に長く住む」ことを考えてハウスメーカーを選んでくださいね。

 

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